江戸時代のおしゃれ

江戸町民はおしゃれが大好きでした。しかし、幕府からはたびたび「贅沢禁止令」が出されます。
「禁止」と言われている中で派手な着物を着ることはできないので、茶色や鼠色の地味な着物ばかりを着ることになります。

しかし、一見地味な茶色や鼠色も、おしゃれな江戸っ子にかかると、その微妙な色の違いが区別され、それぞれに名前が付きます。
例えば、グレー系では、白鼠、銀鼠、素鼠、利休鼠、鳩羽鼠、墨色などがあります。

茶色にいたっては、紅檜皮(べにひはだ)、江戸茶、唐茶、雀茶、栗皮茶、鳶色など、数えきれないほどの色の種類があったのです。
また、表向きは地味な着物を着ていても、羽織の裏地や長襦袢などの外からは見えないところに凝るようになり、おしゃれ心が尽きることはなかったようです。

ところで個人的な疑問ではありますが、江戸時代のような電気というライフラインがまだ未発達な日本での暮らしを想像出来ますでしょうか。
時代劇などでは、ろうそくが主流のようで、専門問屋も見かけます。

実際のろうそくの明かりは、とても日常では暗すぎるのですが、そうした暗さが当時では「当たり前」だったのでしょうか。
飲食店も存在しているはずですが、夜は相当に薄暗い中でのディナーだったことでしょう。

まあ、店であろうが自宅であろうが、ろうそくが光源である限りは、満足な光量は得られなかったのかもしれないですね。
いろいろと江戸時代の庶民の生活にも興味があります。

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