住宅展示場をリフォームの参考に

住宅展示場に両親と3人で行ってきたのですが、駐車場も待ち状態になるほど、沢山の人が来ていました。
我が家は築35年になります。
瓦と外壁は昨年リフォームし、今度は内装リフォームを考えているのですが、いっその事立て替えをしようかと検討中です。

どちらかというとリフォームの方が費用も安いので、今のところはリフォーム優位なのですが、リフォームするにもどんな感じに仕上げてもらうかが問題です。
そこで住宅展示場を参考にさせてもらおうとやって来ました。
私が考えているのは、壁は漆喰で仕上げ、フローリングも剥離してワックスをかけたいのですが、出来るだけ体に安全な材料を使いたくてこの展示場に来ました。
この展示場はエコと自然環境を売りにしているのです。
母は水回りをリフォームしたいようです。
最新のものが展示してあり、本当にロボットに近い感じを受けました。
トイレは自動でお掃除をし、おしゃべりもします。
時代の進歩を感じました。
住み慣れた自宅も快適だと思い込んでいるのですが、こうして展示場に出向くと、そんなこときれいさっぱり忘れている自分がいます。
こうした感情の変化をもたらすことが、住宅展示場の役割でもあるのでしょう。
お金のことなんて、すっかり飛んでいる来場者ばかりなのかもしれません。
一生の買い物と定義付して、金銭感覚をあえて自らマヒさせる人は、冷静に考えてから契約した方がいいですね。
建物所有はリスクと背中合わせなのですから。

将来の引越しに備えてお金を使う

随分苦労してマイホームを購入しましたが、どうやら老後もここに住むことは無さそうです。
理由は色々あります。
子供が巣立った後、年老いた夫婦二人では安心して暮らすことができないと思うこと。

車の運転をしなくなったら、恐らくとても不便になりますし、タクシーをたくさん使うことで余計不経済になると思います。
それに、実際に住んでみて初めてわかったことですが、近所付き合いを長く上手く続けることも簡単なこととは限らないようです。
もちろん、今の良い状態がずっと続けば何も問題無いのですが、そういかないこともあると聞きます。
ですから、将来はもっと便利で安心できる所に引越そうかと思うのです。
そう思うようになってから、今まで以上にお金を大切に使うようになりましたし、貯金についてもきちんと考えるようになりました。
近い将来ここを手放すのであれば、大きなものは買わずに何とか間に合わせた方が後で何かと楽です。
できるだけあるものを工夫して使い、本当に必要だと思う物を買うことにします。
毎月の収入は決まっています。
恐らく、今よりも収入がぐんとアップするようなことはないでしょう。
それに、子供の教育費もこれからもっとかかってくると思われます。
ただ、子供にの教育費だけは、ちゃんと用意してあげたいと思っています。
そしてしっかりと勉強して、世の中に出ていって欲しいと思います。
こうやって考えてみると、お金の使い方の方向性が見えてきます。
それに、どのように人生を送りたいのかもう一度考えるきっかけにもなって良いかもしれません。
傷だらけの我が家は、あんまり高くは売れないでしょう。
できるだけ節約して、将来に備えたいと思っています。

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