食育の難しさ

私がある国に数年住んでいた時、子供たちに親がもたせるランチBOXを見て仰天した。
毎日ポテトチップスとリンゴをランチBOXに入れているのである。
他の親はたまにはサンドウィッチに切り替えたりもしていたが、私が一緒に住んでいたシングルマザ-のフラットメイトは毎日子供に同じこのメニュ-を入れていた。

子供もこの事に慣れていてむしろポテトチップスを食べる時間を楽しみにしていたようだが、私から言わせると不健康そのものである。
運よく日本は食育がよくなされている国である。
よって好みは違えども何が体に悪くて何がよいかを知っている上で食事をつくったり食べたりする。
特に子供のうちに覚えた味は大人になっても反映するので、親は子供のお弁当を作るときも色とりどりに栄養価の高いものをバランスよく入れようとする。
結果、ある国々に比べファ-ストフ-ドの影響をそこまで受けてはいない、と思う。
どのように食べるかは子供の時に教育すべき重要な科目であって、今後の人生に心身共に長く影響するものであろう。
文化も確かにあるだろうが各国でしっかりと親や学校が子供たちをサポ-トしなければいけない認識を広げてほしいものである。
栄養価の高いものが健康に良い、というのも間違った認識の可能性は否定できない。
過剰摂取になる場合もあるからだ。
短絡的な思考のタイプは、テレビで納豆がダイエットに良いと知れば、翌日、買い漁るわけだけども、いざ、デマ情報だと知れば怒り狂う。
本質を理解する思考を常日頃からやっていれば、情報に左右されることはないはずである。

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